どーも!ひでおです!
みなさんは自転車乗ってますか?
ぼくはカメラ以外の趣味としてロードバイクという自転車に乗っています。冬の間はコタツからなかなか出れなくて乗る機会がめっきり減ってしまいましたが、だんだんと暖かくなってきたので最近は乗るようになってきました。
というか、5月だというのに真夏のような暑さですね…7月・8月はどうなってしまうのでしょう。汗。
ということで、せっかくなので今後はロードバイクに乗って出かけたときの写真なんかも記事にしていきたいと思います。
さて、今回は5月27日の土曜日に行われた「オート九州3時間耐久ロードレースinオートポリス」に参戦してきました。ぼくは自転車仲間とチームを組んでエントリーしてきましたよ。はじめてのロードレースで右も左もわかりませんでしたがとても楽しく走ることができました。その模様をお送りしていきます。
オール九州3時間耐久ロードレースinオートポリス
毎年4月と7月に大分県のオートポリスで行われるロードレース。去年は震災の影響で行われませんでした。約二年ぶりの開催です。その名の通り3時間走ってタイムを競います。ちなみに1周約3キロです。(本来のサーキットをショートカットしてます。)
このレース、本格的なレース志向の自転車乗りの大会と思われがちですが、仲の良い仲間で参加できる「チーム」やお子さんと一緒に参加できる「ファミリー」があり楽しく自転車に乗りたいという人達にも参加し易い大会となっています。
オートポリスというのは通常オートバイや自動車専用のサーキットなので信号や対向車がありません。当たり前ですね。道幅も広いので安全に走ることができます。
日頃、狭い道路を車に邪魔者扱いされながら走っている自転車乗りにとってはパラダイスのような場所です。
部門名「ロードチーム混合」
このロードレースは部門が6つにわかれています。
1.ロードソロ
2.ロードチーム
3.ロードチーム混合
4.MTBソロ
5.MTBチーム
6.ファミリー
ぼくがエントリーした部門は「ロードチーム混合」です。男女混合のチームです。
ロードソロやMTBソロは3時間1人で走りっぱなしと中々過酷ですが、チームやファミリーは交代で走ることができるのでメンバーのレベルや体力に合わせることができるのが魅力です。
まずは試走から。
オートポリスに着いての第一声は「めっちゃ寒っ!!」でした。
6月も目前、熊本も日中は真夏のような暑さを記録していますが山の中にあるオートポリス、朝方はまだまだ肌寒さを感じます。上着持ってきてて正解でした。
当初、8時スタート・11時タイムアップだったのが15分繰り上げされて7時45分スタートの10時45分タイムアップに変更されました。11時からオートバイの走行会があるらしくそれまでにピットから完全撤収しないといけないとのこと。慌ただしいなぁ。
タイムと周回数は足首に巻いたチップによって行います。そのチップの動作確認も兼ねてスタート前に試走を行います。その試走で思い知らされるのです「サーキットの3キロを馬鹿にしてはいけない」と。
テレビでF1などのモータースポーツを観ているとサーキットって平坦な道を走っているように感じますが、実際走ってみると結構起伏があります。
このコースの難関は最後の登りです。サイコン調べだと約5%の勾配。距離ははっきりとはわかりませんが地味に長い。勢い勇んでピットアウトした状態のままこの坂に挑むと痛い目にあいます。
試走の時点で不安になりました。
ミーティング。
試走後は大会についての説明を聞きます。「違反行為は失格になりますよ〜」とか「11時からオートバイの走行会があるので11時までにはピットから完全撤収してくださいね〜」などの注意事項でした。
11時完全撤収の言葉は何度も言われていました。今後の大会のためにもルールには従わないとですね!
今回の大会、招待選手としてVC Fukuokaのみなさんが一緒に走られました。順位には関係ないとのことでしたが、ガチで走る気満々のようでどんな走りをされるのか楽しみです。

大会についての説明。

VC Fukuokaのみなさん。
スタート。
ぼくは2番手を走るのでまずはスタート地点で撮影です。
スタートラインの先頭にいるのはガチレースの人たちです。スタート前はみなさん和やかですが、カウントダウンが始まると目つきが変わってきます。

7:45 スタート!(ブレてます…)

ゾロゾロと。
ガチ勢の方々はあっというまにホームストレートを駆け抜けていきました。
チームは交代が必要。
ソロの方々は走りっぱなしですが、チームの僕たちは交代を行わなければいけません。
交代はピットレーン内で行います。ピットレーン内は所定の位置から走行禁止。自転車を押して移動します。ピットレーン出口まできたら走行可能です。
チームで参加している場合、チップの受け渡しによって選手交代となります。足首に取り付けるんですけどこれ結構面倒。
チームによってはゆっくり交代するところやメンバーに煽られて猛ダッシュで交代するチームもあったりとピットレーンは終始和やかな空気が漂っていて見てるだけでも十分楽しめました。
ちなみにぼく達のチームは「ゆっくり交代」派です。
ぼく達のチームは4名で参加。なので1人当たり大体45分走ることになります。一気に45分間走ってしまうのもつまらないので2周走ったら交代することにしました。
1周目の坂を登り終わったあとのホームストレートがキツイのなんのって。あれってまっ平らなんじゃなかろか?進まないんですよ。向かい風だと更にキツイ。坂で足が終わりかけてるのにさらに踏まされる。鍛えられました。
ぼくが2周している間にガチ勢の方々が一度は追い越していきます。その追い越されるときイン側にいると怖いのなんのって。
スピードが半端なく早くて同じ自転車とは思えない。レベルが全然違います。どうやったらあんなスピードで走れるんじゃろか?同じ人間とは思えません。笑。
2周走って休憩があるとはいえ走るごとに体力の消耗が激しくなってきました。いつも公道を走っているときは自分のペースで走っていて自分を追い込む走りをしていないんですね。
でも今回はレース。いくら「ゆっくり楽しむ」なチームでも周りのペースに引っ張られて自ずとオーバーペースになっちゃいます。
3時間というのはあっという間に終わります。チームで参加だったので数周しか走っていませんが達成感はあります。結果は19チーム中下から数えたほうが早い順位でした。まぁ今回は滅多に走ることがないサーキットという場所を仲間で楽しく走ることが目的だったので順位は二の次。
次戦も開催予定とのこと。次はロードソロで参加して自分の限界を感じてみるのもありかなと思ってます。でも、ゆっくり走りながら写真撮るってもの楽しいかも。
アナウンスがあったとおり11時にはオートバイの走行会が始まりました。ビックリするぐらいのオンタイム。きっちりしてるなぁ。
今まで静かだったサーキットに爆音が響きます。あんなに一生懸命走ったホームストレートをあっという間に駆け抜けていきました。これが本来のサーキットなんだと思うとホント夢のような時間を過ごせたのだと実感しました。
そういえば1週間前、この場所をSuperGTが走ったんだった!レース終わったのに一人テンション上がっちゃいました。笑。
追記
今回のレース、応援の方も多くてコース脇で写真を撮ったり椅子に座ってゆっくり観戦している人も沢山いらっしゃいました。入場料500円掛かりますが日頃入ることが出来ないサーキットのコースで日頃見ることが少ない自転車レースを楽しむのもありではないでしょうか?