3連休の中日の日曜。朝8時過ぎ。
生活の音がそれぞれの家から聞こえてくるころぼくは玄関を出た。
「寒っ」これが第一声。
窓から差す朝日はとても暖かそうに感じたけど外に出ると寒さのほうが勝っている。
でも、この寒さが最近では心地よく感じてしまう。
それは真冬に自転車に乗る気持ちよさを知ってしまったから。
どーも!ひでおです!
早いもので1月があっという間に過ぎ去り2月へと突入。
結局1月は安全祈願ライド以降走っていないという体たらく。。。
ボチボチ走らないと3月のイベントで身体が悲鳴を上げてしまうのは明白。
少しの距離でもサドルに跨っておこうというこうとで近場ポタリングです。
ボトルに水を入れながら今日はどこを走ろうかと思案。
定番の空港方面に向かおうか・・・ちょっと気分じゃない・・・それじゃ・・・
結局走り出してハンドルが向いた先は立野方面。
立野方面に行くときは基本的に国道57号線を登って県道174号線から県道207号線に入り瀬田へ下りてブラブラするコースと決まっている。
長陽大橋渡って南阿蘇へーーーーってのも一つの案ではあるけれど、高所恐怖症のぼくにとってあの長陽大橋の高さは〇〇が縮み上がりまくってナントモカントもなのでできれば渡りたくないのです。汗
交通量も半端ないしね。汗
目的地が決まればえっちらほっちら立野まで登っていきましょう。
ヒィヒィ言いながら登っていくと着きましたぼくの憩いの場所「旧武蔵うどん立野店」
いつもだと、缶コーヒーを買いカロリーメイトでホッとひと息がここでのルーティン。でもこの日は違った。
寒い。。。山風が容赦なく降り注ぐ。。。風を避ける場所がない。。。分厚い雲が日差しを遮る。。。とにかく寒い。。。
ホットの缶コーヒーがみるみる冷めていく。。。
どーしよっかなーと考えていると閃いた!
立野駅に行けば何かしら休憩場所があるんじゃない?
てことで立野駅まで数百メートル移動。
実をいうと立野駅はお初でございます。汗
お恥ずかしい。。。照
立野周辺は車でもロードバイクでも何度となく通っていたけれど立野駅にいったことがない!
まぁ国道からちょっと入ったところにあるからね・・・
立野駅到着。

さて風を避ける休憩所を探してみると「ニコニコ饅頭」にバス停兼休憩所発見!
でも開放感が半端ない。
否!工夫すれば風を避けれるはず!
自販機と柱でなんとか風よけに成功w
冷めてしまった缶コーヒーを飲み干したおかげで冷めきった身体。寒!
新たなホット缶コーヒーで身体を暖めながらカロリーメイトを食す。

立野駅
熊本地震以降ここのホームに電車が来ることはありません。いまも復旧の目処が立たないまま。



熊本と阿蘇(大分)を結ぶ豊肥本線。
立野と高森を結ぶ南阿蘇鉄道。
この駅は阿蘇観光の要の場所。震災以前は多くの観光客で賑わったであろうこの場所も今は人影すらありません。
冬のどんよりした天気も相まって一段とさみしげな雰囲気を醸し出しています。
これからの桜の季節、南阿蘇鉄道のトロッコ列車でゆったり南阿蘇の旅。
なんて優雅なんだ。
早い復旧を願うばかりです。
ちなみに、南阿蘇鉄道は中松駅~高森駅までは運行中です。トロッコ列車も乗れるようです。興味があるかたはこちらからご確認ください。
駅のホームの新品感、ひょっとして豊肥本線が立野駅まで延伸!?

立野ダム展望所。

正面に見える鉄橋が南阿蘇につながってます。
いつの日かこの橋渡ってトロッコ列車で旅してみたいw

鉄橋手前の線路。
以前通ったときは草ボウボウで線路さえ見えなかったけど今はキレイに整備させてます。
線路が見えるだけでテンション上がるな~
こういった当たり前にあった日常を取り戻すことが復興には大事だとぼくは思うのです。
さてさて先に進みましょう。
県道207号線を白川沿いに下っていくと瀬田地区へと降り立ちます。

次の目的地に選んだのは瀬田駅。ここも行ったことない。。。汗
初立野駅からの初瀬田駅!結局駅巡りライドですw
瀬田駅。

軽い登りをこなすとそこに現れたのはちっさな駅舎。ここも2年以上使われていない場所。でもキレイに整備されてます。



ホームに座って一休み。立野の寒さが嘘のような暖かな日差し。とても心地よい。
列車の来ることのない線路をボーッと眺めていると睡魔が。

このまま寝落ちしてしまいそうだけど、ここでタイムアップ。
今回のライド終了です。
今回のライド、行き当たりばったりで駅めぐりライドになったわけですが短い時間だったとはいえとても充実したライドでした。
根っからの鉄道オタクではないけれど、少なからず「鉄ちゃん」の素質があるであろうこのぼく。
ロードバイクで駅舎めぐりの旅なんてのも楽しそうです。妄想しただけでワクワクが止まらない!
あっ!そうそう!
今回新たな新兵器を投入しました。

アプデュラの「フードポーチ」
そのうちレビューしたいと思います。
みなさん安全運転で良いライドを!
ではまた!