X100FとX-T20あなたならどっち!?ぼくがX100Fに決めた5つ理由。

Fujifilm_X100F

どーも!ひでおです。
みなさんカメラ選んでますか?

先日お伝えしたようにX100Fを購入しました。
ここに行き着くまでにはたくさんの葛藤がありました。X-T20にはじまりX-T2・X-Pro2・X100Fとほしいカメラが次から次と出ては消え…最終的にはX-T20とX100Fを天秤にかけ、結果X100F購入に至りました。

なぜX-T20ではなくX100Fにしたのか。今回はそのあたりを実機レビュー踏まえながら簡単にまとめてみます。

レンズ

Fujifilm_X100F

X100F購入前のメインカメラはX-M1。レンズはXF35mm F2です。

このレンズ、写りめちゃくちゃいいしサイズ小さいし防塵防滴だしAF早いしで大変満足してます。でも自分的には画角が狭いんですよね。実際、撮影時に数歩下がって撮影なんてことも多々あったので次購入するカメラにはXF23mm F2を買い足そうかと考えていました。

そんなとき目の前に現れたのがX100F。このカメラは固定式の単焦点レンズを搭載しています。
レンズのスペックはというと、
・焦点距離は23mm(35mm換算=約35mm相当)
・開放F値はF2。
・絞りはF2〜F16
スペック的にはX23mm F2と同じです。ヨドバシでX100FとX-T20+XF23mm F2の撮り比べをしてみましたがどちらも甲乙つけがたい写りでした。どちらかというとぼく的にはXF23mm F2の写りが好みですしたね。開放から絞りまでキレのある写りで笑いがとまりませんでした。

ではX100Fのレンズはダメなのか?
そんなことはありませんよ。とてもいいレンズで大変気にいってます。ただ、開放のときの写りがふんわりし過ぎるというかボケ過ぎるというのか…決してイヤな写りではないんだけど…もうちょっとシャープ寄りでも良かったんじゃないかな?て感じです。
まぁここは好みの問題でしょうけどね。

ではなぜX100Fを選んだのか。それは「寄れる」でした。

XF35mm F2は寄れません。はい!まったく寄れません。最短撮影距離は35cmでフジノンレンズの中では寄れないレンズです。物撮りするときやアップで撮りたいときなんか一苦労です。というか撮れません。
ちなみにXF23mm F2になると22cmとだいぶ寄れるようになります。

X100Fのレンズはどうでしょう。
最短撮影距離は10cmです。10cmですよ!同スペックのXF23mm F2より12cmも近くで撮影できるんです。すばらしすぎる!これで物撮りが捗りますね。

この他にもX100Fのレンズにはかゆいところに手が届く的な機能があります。それは「デジタルテレコン」と「NDフィルター」です。

デジタルテレコンは35mm換算で35mm(通常)・50mm・70mmと変更できます。
これとても便利です。レンズ交換が出来ないというデメリットをデジタルズームではなくこういった形でカバーするあたりニクいことしてくれちゃってます。
50mmと70mm使用時にはRAW撮影ができませんがそこは今後のファームウエアアップデートで改善されることを願います。

NDフィルターはまだしっかりと使ったことがないので改めてレビューしたいと思います。

至れり尽くせりなレンズです。

ハイブリッドビューファインダー

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X100FはEVFとOVFの両刀使い。

EVF?OVF?それって何?簡単に説明すると
・EVF (電子ビューファインダー)
→ 液晶パネル(LCD)と同じ画がファインダー内に写し出されます。
・OVF (光学ファインダー)
→ 被写体をガラス越しにみている状態です。
X100Fは電源入っていない状態でもファインダーごしに被写体が確認できます。
ちなみにX-T20はEVFのみです。

今現在ぼくはOVFを使ってます。

まだガッツリ撮影していませんがOVFは慣れが必要です。
自分が実際見ている画角と写し出された画角にズレが発生するんです。これはX100Fを見るとわかるんですが、ファンダーとレンズの位置が違いますよね?そのために起こる現象なんですね。単純に考えてみれば当たり前のことなんですが最初は戸惑っちゃいました。(笑)

OVFむずかしいです。でもレンジファインダーカメラて撮ってて楽しい。X-T20にはない楽しみ方です。

フォーカスレバー

Fujifilm_X100F

直感的にフォーカス操作ができる「フォーカスレバー」

液晶画面の横にちょこっと出っ歯ているのがフォーカスレバーです。これめちゃくちゃ便利です。もうこれなしのカメラでは撮影できないと言っても過言ではないってぐらいお気にいりです。
富士フイルムではX100F以外にフラッグシップ機のX-T2とX-Pro2には搭載されています。X-T20には搭載されていません。そのかわりX-T20にはタッチパネルが搭載されています。

タッチパネルのX-T20かフォーカスレバーのX100Fかで悩みましたが、フォーカス機能については速攻で結論がでました。X100Fです。
X-T20はファインダーを覗いているときにタッチパネル操作ができません。EOS M5のタッチ&ドラッグAFみたいな機能がついてるとワクワクするんですけどね。結局ファインダー覗いているときはX-M1と同じようにセレクターを操作してフォーカス位置を変更しなくてはいけないんですね。
フォーカスレバーを経験してしまうとセレクタ操作でAFて結構面倒です。

ボタン配置

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地味に大事。ボタン配置問題。

X100Fは操作ボタンが全て右側に配置されています。X-M1もXQ1も右側です(フラッシュボタン除く) 今まではそれが当たり前のことでした。でもX-T20違いました。再生ボタンとゴミ箱ボタンが左側に配置されているではありませんか!?はじめてX-T20を触ったときに一瞬再生ボタンを探しちゃいましたよ。

「シャッター押してからの画面を確認」を右側で完了してたぼくとしてはこの配置に慣れません。一連の動作が左右で分かれているって意外とイライラするものなんですよね。まぁ使ってれば慣れるんでしょうけどね。

ぼくにとっては結構大事な問題です。

クラシカルデザイン

Fujifilm_X100F

なんてったってこの形。カッコ良すぎでしょ!

見た目はフィルムカメラなのに中身は最新鋭の技術が組み込まれたカメラ。そのギャップたまらんですよ!人てキャップに弱い生き物ですからね。
ツンデレですよX100Fは。イヤ、デレツンですかね。(笑)

X-T20も十分クラシカルデザインだと思います。カッコイイとも思う。
もうここまでくると好みの問題なんですよ。なんかすみません…(汗)

最後に

ぼくがX-T20ではなくX100Fに決めた理由をざっと書いてみました。

なんだかんだと書いてきましたが、新しいカメラ購入で譲れなかった一番のスペックは「スナップカメラ」だということ。
ぼくの中でのスナップカメラの定義は「気軽に持ち出せて気軽に撮れて街に溶け込める」そんなカメラを探していて行き着いたのがX100F。

X100Fて存在を感じさせないけど存在は大きいカメラだと思うんです。撮られていることに気づかないというか気づかせない、だから自然な表情や空気を切り取れる。でも道具としての存在は大きい。そんなカメラなんじゃないかと思っています。

X100Fで撮るスナップ。楽しみです。

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