La CORSA Kyushu 2017 Day1

今年もやってまいりましたよ!La CORSA Kyushu!

去年に引き続き2回目の開催。今年は開催されるのかな?なんて思っておりましたがしっかり開催されましたよ!

・La CORSA Kyushu とは?

北京オリンピック日本代表の宮澤崇史氏の声掛けにより立ち上がった熊本地震復興イベントです。

熊本地震で被災した阿蘇を自転車で巡りながらサイクリストの力・繋がり・団結で一緒に元気に盛り上げようとはじまったイベントです。

・開催は2Days

昨年に引き続き2日間で行われました。今年は9月9,10日の夏と秋の間のような気候の中で行われました。

昨年はライドのみでしたが、今年はライディングスクールを織り交ぜながらということで初心者を脱することができないぼくとしてはありがたいライドとなりました。

・Day 1

まずはブリーフィングから。

はな阿蘇美をスタート → 大観峰 →マゼノミステリーロード → 押戸石の丘 → 南小国 →立岩水源 → 草原の道 → やまなみハイウェイから一の宮に下り → はな阿蘇美ゴール

約70キロ弱のコースです。

・1日目はハンガーノックとの戦い。

大観峰の登りから始まったライド。
登りはじめてすぐ身体に異変が・・・腹減って力がでない・・・

ぼくは強度の高い運動をするとどうも胃腸が弱くなるようで、自転車イベントのときは毎回といっていいほど 体力低下を招いていました。

なので胃腸に負担を掛けないようにとの思いからこの日は朝食を余り食べないようにしていました。

その行為が間違いのはじまりでした。。。

案の定ライドスタートの大観峰の登りから空腹感が・・・

ちなみにこの日の補給食はというと

・スポーツようかん ×2
・塩飴 ×5
・CCDドリンク ×1

朝飯をろくに食べていない奴の持ち物だとは思えない装備だ。ナメすぎですね。

とりあえず最初の休憩でスポーツようかんを1つ食べました。付け焼き刃にもなりませんでした。

・コーラで空腹を満たす。

はい!2度めの過ちです。北山展望所の自販機でコーラを入手。なんとか空腹を紛らわせようと考えました。

胃腸が弱る原因の1つに「冷たいものを飲みすぎる」というのがありまして、以前のぼくは毎回この過ちを繰り返してきました。

自転車に乗っていると超喉が乾くんですよね。汗が尋常じゃないぐらいでます。なのでバカスカと冷たい飲み物を胃に流し込む・・・そして胃が弱って体力低下で脚が動かなくなる。

最近はだいぶ学習しまして極力冷たいものを飲まないように心がけていました。が、今回は空腹をどうにかしたいがために冷たいものを飲んでしましました。あぁ・・・バカだ。

・押戸石の丘で2本めのコーラ。

空腹は健在です。コーラを飲んだぐらいでは満たされるわけがない。

押戸石の丘にいくには短いグラベルを通らないといけません。そのグラベルに突入する前には短い激坂が待ち受けています。なんか風雲たけし城みたいな仕掛けだ。

この時点でもうフラフラでした。グラベルで何度立ちゴケしそうになったことか。

なんとか無事に押戸石の丘駐車場でまでたどり着くとまたしても誘惑が。キンキンに冷やされたコーラが・・・有無を言わさず胃に流し込みました・・・喉に染み渡る。

もうね、喉の渇きと空腹で判断力が欠如してしまってましたね。3度め過ちでした。

丘へと徒歩で登り、雄大な景色を堪能しているさなかでも口癖は「腹減った」です。もう頭の中は昼飯のことだけ。

・徐々に牙を剥くハンガーノック。

押戸石の丘を後にし、グラベルダウンヒルというアトラクションをなんとかクリアーしたら南小国へのダウンヒルです。

ヘロヘロのぼくにはありがたいダウンヒル。でもこのあとヒルクライムが待ち受けていることを知っているぼくは不安でしかたありませんでした。

南小国へと下ってきたぼくたちは立岩水源を目指して坂を登っていきます。立岩水源では待ちに待った昼食です。早く辿り着きたい。気持ちとはウラハラに脚は動いてくれません。

おそらく体調が万全ならばたいしてキツくないような坂でも全然進んでくれません。

終いには後ろの班の人たちに追い抜かれていく始末・・・もうそんなことすらどうでもいい。とにかく先に。早くご飯を。。。

・水源の水は冷たくて美味しい。←バカ。

やっと到着!ご飯だーーーー!!

と、弁当を握りしめる前に水源の冷たくて美味しい水を浴びるように飲んでしまいました。馬鹿だ・・・4度めの過ち。

もう胃腸はグッタリ。ダウンです。待ちに待ったご飯なのに喉を通らない。しっかり食べないと後半・・・リタイアの文字がチラつく。

お弁当の3分の1ほどでギブアップ。もったいないことをしてすみませんでした。

お弁当を食べきれなかったショックと後半の永遠と続く登りのことを考えると気が滅入ります。

・草原の道。素晴らしい景色を見る余裕なし。涙

後半は草原の道を抜けてミルクロードへ。そしてやまなみハイウェイを下ったらゴールのはな阿蘇美への平坦路です。

とにかく草原の道をクリアすればあとはなんとかなるはず!気持ちだけは前向きなんですけどね。身体は正直です。

立岩水源を出発してすぐに激坂でした。前向きだった気持ちがすでに後ろ向きそうに。。。

もうすでに同じ班の人たちははるか彼方へ。ここから先、何度も待ってもらうことになります。もうゴメンナサイとしか言えない。涙。

最後尾のぼくにサポートスタッフのDさんがついてくれました。ゴメンナサイとしか言えないです。感謝×2です。号泣。

そういえばここから先の道、断片的にしか覚えてません。景色を楽しむ余裕がないぐらい「脚動け」ってことだけに集中していたように思います

せっかくの景色が・・・

・最後は惰性で。

そんな記憶が曖昧な状態でミルクロード到着。これであとは下りだけ!と思ったのもつかの間。阿蘇はそんなに甘くなかった。

やまなみハイウェイに入ってからも若干のアップダウン。残すは下りだけと思って登りへの気持ちが切れていた自分にこれは辛い。涙。

そんな中、集団を離れ一緒に走ってくれる方が!ありがたい!

いろいろ話してくださって気が紛れました。

やまなみハイウェイのダウンヒルを攻略したらゴールまで平坦を走り抜けるのみ。よし!と、ことは上手く運びませんよ。

ハンガーノック状態ですよ。登りだろうと下りだろうと平坦だろうとペダルを踏む力は残ってませんよ。惰性で走るのみ!ですよ。

信号なくてよかった。。。

・ゴール後、それでも尚。

最後は惰性でなんとかはしり切ることができました。なんとかリタイヤせずにゴールです。

よかったー。

喉が乾きました。凝りもせず自販機に直行です。またまた冷たいコーラを胃に流しこんでしましました。無事ゴールしたからいいかな?

後ろの班をお出迎え。恒例のタイヤアーチです。

・みんなゴール。そしてスクール。

みなさん無事ゴールしたあとはスクールです。

正直スクール受けるだけの気力と体力が・・・ありました!

なんでしょう。今になってお弁当が吸収されたのか。少しだけ元気が出てきましたよ。

スクールは自転車を意のままに扱えるようになるための技術の習得。ちょっと大げさ?

コーンにそって八の字を描いたり、コーンにそって円を描いたりとぼくの文才では上手く伝えきれませんが自転車に乗る上でとても約にたつ内容でした。

今度コソッと練習してみよっと。

・さいごに

反省だらけのDay1

自分の準備不足でいろんな方に迷惑をかけてしまったライドでした

翌日のDay2でも思ったことですが、今の自分はとにかく「経験値が足りてない」なと。

いろいろな状況を経験していないから今回のようなことが起こってしまたのだと思います。

楽しいはずのイベントを台無しにしてしまった経験値の無さ。もっと走り込まないと。

Day2につづく

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